RAND studio / ハイライト / うみさん / 2020.12.3
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「1/f の揺らぎ世界」
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ゆらめくあなたの胴体は、柔らかな肌の温もり、きめ細やかな肌は滑らかに、触れては流れて広く密に絡まりながら、お尻の丸みをゆりかごのように揺らしながら、私の心体の隅々までそのゆらめきを溶け込ませて浸らせて下さいました。
声は聖なる響きを讃えて尚可愛らしく、真っ直ぐな視線は網膜から胸の内まで見守られる様に、澄んだ歌声に聴き惚れてしまいうっかり時間を止めてしまいそうなほどに、ずっと耳で戯れていたかったです。
母性と純粋の交差する体の交錯は、常に艶っぽくも清潔に精錬されかつ愛嬌をのぞかせながら、時に私の頬に寄せて吐息をかける。指先と手の平は赤子をあやす様でもあり恋人に想いを寄せる様な愛情で満たされていました。
ゆらめいて、ゆらめいて、ゆらめいて。
多くの方が仰られるように、あなたは本当に天使なのかもしれない。同時に、母性にあふれるマリアなのかもしれない。そのいずれも頷けるものだしそれ以上は必要のないものなのかもしれない。けれどもやはり思うのです。あなたは素敵なセラピストだと。
セラピストに最も必要なものは何なのだろう。私は個人的なものしか分かりませんけれど、やはり多くのお客さんにとっては癒しではないでしょうか。もしも天使ならばラファエルなのか、それぞれのお客さんが抱える何かを癒やしてくれるのでしょう。もしもマリアなら、お客さんのメンエスでの嗜み方を示して見守って下さるのかもしれません。
そうしてうみさんはやっぱりセラピストだ。あなたから受けた感動はは他では得難い、とろめきの清らかさ、そして、温い肌で抱きしめられる安心の世界。技術など無数に散りばめられているからもはや概念として不要なもの。本当に大切なものって何だろうと、改めて気付かせて下さいました。その大切なものは、詳らかにするものではなく、私の胸に大切にしまっておきますね、
ゆらゆらと、ゆらゆらと、ゆらゆらと。
有難うございました。